不動産会社としての立場から見た「長期優良住宅」

奈良を中心に不動産の売買、リフォーム、注文住宅と住宅に「もっと」を考える会社、原田建設です。

先日ハウスメーカーからの紹介のお客様より相談があるので時間くださいと連絡。

そのお客様はハウスメーカーで建築が決まっていたので、建築を理解している不動産会社と言う立場でお力になれたと満足していました。
時間欲しいという連絡に少しドキドキしてしまいました。

長期優良住宅は必要ですか??

ハウスメーカーから長期優良住宅を取るのに別途費用がいる。
その費用を出すメリットがあるのかどうか?
と言う相談でした。

そのハウスメーカーはある程度の性能水準のため長期優良住宅にするためにオプション(追加費用)が必要になるとのこと

ハウスメーカーの担当者には長期優良住宅を薦められているが、資金的な問題もあり、本当に必要なものなのか?意見が聞きたい。
と言った内容が主な事柄でした。

建築会社さんとトラブルが発生したとかではなかったのでまず安堵しました。

さて、話を聞いていて感じたのはハウスメーカーが伝えていることとお客様(お施主様)の長期優良住宅の話がかみ合っていない。

将来的なメリットを知りたいだけなのに、
ハウスメーカーは性能が良くなることや補助金や税金などの話が多かったため混乱したようです。

不動産会社としての立場から見た「長期優良住宅」

まず長期優良住宅の最大のメリットは数十年と時間が経過した際も資産性がある程度担保されということ。

売却や賃貸するにしても築年数が経っていてもある程度、住宅として価値があるのでメリットがあるのではないか。

と、、

しかし、将来の不動産会社が今の時代の長期優良住宅を知っているか?
と聞かれれば少し疑問が残ります。

将来、売却するにせよ、賃貸にするにせよ、不動産会社に相談すると思います。
その時に長期優良住宅が過去の枠組みになっていることが予想されます。

また今現在、役所から発行される建築確認概要書などに長期優良住宅の記載がない。
そのため、その言葉を気づく方法は一つだけ「長期優良住宅」であることをお客様(売主様)から言わなければいけない。

ウソがつける可能性があるものを買主に伝えづらい不動産会社の立場としては、将来もおまけ程度にお伝えすることが精一杯なのではないかと推測されます。

ハウスメーカーが言うように長期優良住宅の安心が高い資産性を担保すると言うところまでは言い切れないように思います。

長期優良住宅の最大のメリットはまだまだ道半ばなようです。

とりあえず、目下は暮らしの質の向上、補助金や税金控除などメリットとオプション費用の追加について天秤にかけていただければ、
割り切ったほうが良いのではとお話しさせていただきました。

長期優良住宅はもっと良い制度に

前述したように長期優良住宅の最大のメリットはまだまだ道半ばなようです。

長期優良住宅の発行元は自治体
不動産会社が伝える資料も自治体が発行

ならつなげることは難しくないように思うのですが、

もし、長期優良住宅に相続などが絡んでの売却となったとき、
長期優良住宅の書類は残っているのでしょうか?
売買契約書や権利書すらないケースもあるのに、、、

もっといい制度になること願っています。

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