室内照明の選び方 後半

前回は室内照明の色味や明るさ、ものの見え方など照明単体の選び方についてご紹介しましたが、
今回は室内照明の組み合わせ方、照明のコーディネートについて考えていきたいと思います。

≫≫室内照明の選び方 http://harada-housing.com/staff2/?p=952

■ペンダントライト+ダウンライトの組み合わせ

最近はペンダント型の照明器具が種類も豊富で人気ですね♪でもペンダントライトはどうしても照明器具の真下に光が集中してしまうので、どうしても部屋の角部分が暗くなってしまします。
そこで四角にダウンライトを設置すると角部分の暗がりが補えます。ペンダントライトとダウンライトの照明の色味を合わせると部屋自体の一体感が出ます♪

■タスクアンドアビエント照明方式

例えば勉強やお裁縫をする場合、ある程度の照度・明るさが必要になってきます。でも部屋全体を明るくすると暑苦しい印象になってしまったり、省エネではありません。
そこで多用されるのが、作業面(例えばデスクや勉強机)の局部照明(タスクライト)と、その周辺にやや照度を下げた全般照明(アビエントライト)と配置する照明方式です。
アビエントライトの明るさは、タスクライトの1/2~1/3が一般的です。
デスクのある寝室など、作業する際は必要な部分だけデスクライトだけ明るく、くつろぎたい時間帯はアビエントライトのみ使用するなど使い分けもできますね♪

■建築家照明

照明計画では、壁や天井などの躯体部分に光源(蛍光ランプやシームレスラインランプやLEDライン照明)を隠す手法もあります。
光源が直接目に入らず、光の反射で部屋を明るくするので部屋全体がやわらかな印象になります。
建築課照明+スタンドライトやフロアライトを組み合わせると、雰囲気も良くなりますね♪

照明はひとことで言い表せないくらい奥が深く、インテリアコーディネートでも重要なエレメントです。照明計画で部屋の雰囲気が大きく左右されます。
いつか皆様の理想の空間に近づく照明計画のお手伝いが出来たらと思います♪

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